人生100年時代、まだ4割超えたばかり

中途半端な40代シングル会社員の戯言を綴っています。

自己啓発セミナーやスピリチュアルやタロットに頼ってもやりたい事が見つからない人

世の中には、自己啓発セミナーやスピリチュアルやタロットカードのセッションに参加すれば、やりたいことや夢が本気で叶うと思っている人がいるようです。

もしかしたら、宝くじに当たる人がいるように、夢が叶う人がいるかも知れません。

しかし、大半の人は、自己啓発やスピリチュアルやタロットが趣味化するだけでしょう。胴元の懐にちゃっかり受講料は入りつつ、肝心の受講生がやりたいことは見つからず、セミナージプシーと化します。

やがて、貯金も底を尽き、受講料を回収するため、自らも自己啓発やスピリチュアルやタロットのセミナー講師を目指すことに。

 

セミナー講師がかつて数百万円のセミナーに資金を投じて見つけたやりたいことや、大好きなことがビジネスとして収益化されているなら、まあそれはそれで先行投資になっているので有りかもしれません。しかし、その自称セミナー講師が心からやりたいことや、大好好きなことというのは、

 

●愛犬と一緒に過ごす時間

●お友達とパンケーキを食べる時間

●ラッシュの電車に乗らない生活

●事務員として一生給与が上がらない生活からの解放

だそうです。

 

そんな白痴がいるのか?と目を疑いたくなったのが、アメブロの自称セミナー講師。派遣社員程度の稼ぎもないのに、一流の起業家マインドと本人は豪語されていますw

 

愛犬と過ごす時間とか、親しい友人とパンケーキを食べながら談笑する時間は、多忙を極める芸能人の中にも恐らく沢山いらっしゃるでしょうし、私も過労だった時期に週末はワインと花で自分を解放していました。

 

更に突っ込むと、愛犬と過ごす大好きな時間は、やりたいことが実現できるビジネスなのですか?収益化できることなのですか?

 

自己啓発セミナー講師という職業がビジネスとして大好きで、心からやりたいことであり、不特定多数の個人に向けた自己啓発の伝搬や流布であるというならば、確かに彼女はやりたいことを見出したのだろうと読み手も思いますし、首尾一貫したロジカルな結論になります。

 

しかし、本人のやりたいことや、大好きなこととは「愛犬と過ごす時間」なのだそうです。

 

それ、ビジネスじゃないだろ!

余暇の過ごし方じゃないの?

 

「愛犬と過ごす時間を大切にするには、自分は会社員を継続する生活は困難だと気が付きました。結果、会社をやめることにしました。ただし、起業したいネタは自分にありませんでした。ないならないなりに、自己啓発セミナー講師が向いていると思い、現在に至ります」

 

内容はどうであれ、このくらい論旨が首尾一貫していれば、ああ、私には一切不要な講師業をやっているおばさんがいるんだね、という程度でスルーできます。

 

もしくは自分が最も好きで大事にしている余暇の時間と、自分が最も好きでやりたいビジネスを一緒くたにして混同させる支離滅裂な文章を書く人がいるんだな、と思うだけです。

 

が、白痴情弱なアメブロを舐めたらいかんぜよ‼︎

 

自称セミナー講師が多額のお金と時間を割いて、ようやく見出した「愛犬と過ごす時間」という一番大好きで、大事なものは、世の中のアラフォーOLも同様にお金と時間を割かないとまず見出せられないと思い込んでいるのです。

他にも、

Fラン短大受験時は、ストレスでノイローゼになったとか、

富士山に登頂すれば人生観が自動的に変わると思ったが挫折した

バセドウ病が原因で運動できなくなり、ダイエットに失敗した

OLをやっている限り、一生給与が上がらない

貯金と節約はストレスにしかならず女性の敵

 

などなど、まあ、普通の人が全て何事もなくクリアして乗り越えたことを全て挫折し、意味不明な解釈まで与えている女性でした。

 

世の中のアラフォー独身OLは、みんな自分と似たようなスペックで、似たような悩みを抱えているに違いないと思い込んでいるのです。

 

まあ、自称講師がそう思い込めない限り、情弱ビジネスは成立しません。

私のようなアラフォー独身女性をブログでサーチしては、自分と同じ土俵でもがいているに違いないと勝手に決めつけて、ネットリテール営業してくるわけですw

実家でパラサイトし、自宅にお金も入れないし、光熱費や固定資産税などの負担もせずにようやく生活が成り立つ程度の収入と憶測されますので、「一生給料が上がらないOL生活」よりも稼げないセミナー講師です。その講師が「人生の成功法則を教えてやる」というのだから、アメブロの世界は何でもありなのだと痛感しました。

 

そんな自称起業家のセミナー講師女性を傍観して感じたのは、「自己認知力」が決定的に欠如しているということでした。

自分の長所、短所、価値観などを知り、己を客観視する力です。

恐らくそれを自力でできない女性は日本には一定の割合でいるかと思います。結婚さえすれば、あとは何とかなるという社会通念が強い国なので。

セミナージプシーになるタイプは、その力が極めて弱い。

 

そう感じました。

 

私にとっては当たり前のようにクリアした受験や富士山登頂や、やりたいことや好きなことなどを、数百万するセミナーに通ってまでも、まだ見出せられない人がいるのだなぁと思った次第です。自分は何をしたいのか、自問自答しても考える力が備わっていないのです。結果、時間選好の強いタイプになってしまいます。

人は自分と似たようなスペックの人としかつるまないですからねぇ。アップサイドに行きたいなら、自分がスペックを上げるしかないわけです。

 

こうした平和で自由な人生をオプションとして選択できる先進国というのは、自己認知力が弱い人には地獄でしかないな、というのが私がずっと感じていることです。自分を含めた根無し草のどうしようもないフーテンの女性は資本主義社会の犠牲者かも知れません。

 

当方は、年明け早々、前部署をクビになり、合併後に一緒になった会社の部署に異動しました。過労でうつ病寸前になった時の業務です。正直、不安の方が大きかったのですが、今は本当にありがたいと思えるようになりました。理由は単純です。あの時の過労を乗り越えたことで、いつの間にか、自分でもびっくりするほど得意な仕事になっていたと今更気付いたのです。過労時は嫌で嫌でたまらなかった仕事なのに、戻ってみたら、若手が四苦八苦している仕事を自分は何ら苦労なくやれている。好きでもない仕事なのに、いつの間にか得意になっていた…。仕事ってそういうものじゃないでしょうか?

 

とりあえず、セミナージプシーや自己啓発セミナー講師やスピリチュアル講師になるような人間と一切交友関係を持たずにいる自分は、ネット以外は快適です。

 

そういえば、自由からの逃走なんて名著がありましたね。読んでいないですが。